答え:米国債は中核だが、円資産・株式・目的別資金と組み合わせてこそ安定した老後資産になる。
米国債は非常に優れた資産ですが、資産運用の基本は分散です。
どれほど安全な資産でも「一つだけ」に依存するのは避けるべきです。
■ 分散投資の本質
分散とは、
・資産の種類を分ける
・通貨を分ける
・目的を分ける
ことです。
これにより、どんな経済状況でも生活を守れます。
■ ① 日本円資産との分散
まず必要なのは円資産です。
理由はシンプル。
日常生活は円で支払うからです。
役割
・生活費
・緊急資金
・為替影響を受けない資金
米国債だけでは日常生活に対応できません。
■ ② 株式との分散(成長エンジン)
米国債は安定資産です。
しかし成長力は限定的です。
そこで必要なのが株式。
役割
・インフレ対策
・資産成長
・長寿リスク対策
少量でも長期では大きな差になります。
■ ③ 目的別ポートフォリオ
最も実用的なのが用途別分けです。
生活費口座
→ 1〜3年分の円預金
安定収入口座
→ 米国債
成長・予備口座
→ 投資信託・株式
この分け方により、
資産管理が非常に楽になります。
■ 米国債は「中心」、すべてではない
役割を整理すると
円預金 → 流動性
米国債 → 安定収入
株式 → 成長
三つが揃って初めて安定します。
● この章の結論
米国債は老後資産の中核ですが、
・円資産
・株式
・目的別資金
と組み合わせることで、
長期的に安心できる資産構成が完成します。