答え:短期金利を受け取りながら、価格変動をほぼ気にせず資金を置いておける。
3年以内に使う予定のお金では、
「増やしたいけれど減らしたくない」という矛盾した条件が生まれます。
株は値動きが大きすぎる。
預金はほとんど増えない。
この中間に位置するのがドルMMFです。
■ ドルMMFとは何か
ドルMMFは、ドル建ての安全資産に投資する投資信託です。
主な投資先は
・米国短期国債
・政府機関債
・高格付け短期社債
満期が非常に短いため、価格変動はほぼありません。
株のように大きく上下する商品ではありません。
■ 最大の特徴は「価格がほぼ動かない」
株や債券ETFは価格が上下します。
しかしドルMMFは違います。
値上がり益を狙う商品ではなく、
金利を積み上げていく商品です。
イメージは「利息が高い外貨預金」に近い存在です。
■ 米国短期金利をほぼそのまま受け取れる
現在の米国短期金利は約4%前後。
ドルMMFはこの短期金利に連動します。
つまり
・日本預金:0.3〜0.7%
・ドルMMF:4%前後
という大きな金利差が存在します。
金利が上がれば利回りも上がる仕組みです。
■ 流動性が非常に高い
ドルMMFは基本的にいつでも売却可能です。
・急に資金が必要
・円に戻したい
こうした場合でも対応できます。
短期資金との相性が良い理由です。
■ 外貨預金より低コスト
ドル運用と聞くと外貨預金を思い浮かべます。
しかし外貨預金は
為替手数料・スプレッドが大きくなりがちです。
ドルMMFは比較的低コストで運用できます。
■ 短期資金との相性
3年以内に使う資金に必要なのは
・減らさない
・流動性が高い
・インフレに負けない
ドルMMFはこの条件を満たします。
● この章の結論
ドルMMFは
・価格変動が小さい
・米国短期金利を受け取れる
・いつでも現金化できる
・低コストで運用できる
短期資金を「守りながら増やす」ための、
非常に現実的な選択肢なのです。