答え:年3〜4%(税引前)で、最初から現実的に計算できる。
インカム投資の最大の魅力はここにあります。
毎年いくら現金が入るのかを、最初から数字で見積もれること。
株価の上昇や相場の予測に頼らないため、生活設計に直接使えるのです。
これは価格上昇型投資にはない大きな特徴です。
本章では、三層ポートフォリオの平均利回りを
**年3〜4%(税引前)**として計算します。
この数字は楽観ではなく、安全側の前提です。
・ドルMMF:おおむね2.5〜4%前後(短期金利連動)
・為替ヘッジ債券:2〜3%前後
・高配当ETF:3〜4%台
これらを組み合わせると、
平均3〜4%が現実的なレンジになります。
■ 100万円ではどれくらい入るのか?
答え:年間3万〜4万円、月2500〜3300円。
一見すると小さく感じるかもしれません。
しかしこれは固定費に置き換えると意味が変わります。
・スマホ代
・サブスク
・通信費の一部
つまり、生活の一部が自動化され始める水準です。
100万円でも、インカム投資はすでに機能しています。
■ 300万円ではどれくらい入るのか?
答え:年間9万〜12万円、月7500〜1万円。
ここから実感が強くなります。
・スマホ
・電気
・ネット
など、毎月の固定費を資産の収入で支払える感覚が生まれます。
これは心理的に大きな変化です。
生活費の一部が「自動化」され始めます。
■ 500万円ではどれくらい入るのか?
答え:年間15万〜20万円、月1.2万〜1.6万円。
この段階で多くの人が実感します。
毎月1万円以上が働かなくても入る。
・外食費
・ガソリン代
・医療費の一部
日常の支出に「逃げ道」が生まれます。
ここからインカム投資は生活の一部になります。
■ 1000万円ではどれくらい入るのか?
答え:年間30万〜40万円、月2.5万〜3.3万円。
ここが一つの境目です。
1000万円で起きる変化は明確です。
生活の一部が自動化される。
・老後の安心感
・医療費の備え
・生活の余裕
・相続資産としての安定
金額以上に「心理的安定」が大きく変わります。
■ 税引後はいくらになるのか?
日本では金融所得課税が約20%あります。
そのため手取り利回りは**約2.4〜3.2%**になります。
税引後の目安:
・100万円 → 年2.4〜3.2万円(月2000〜2600円)
・300万円 → 年7.2〜9.6万円(月6000〜8000円)
・500万円 → 年12〜16万円(月1〜1.3万円)
・1000万円 → 年24〜32万円(月2〜2.6万円)
つまり1000万円なら、
税引後でも月2万円以上の自動収入になります。
● この節の結論
インカム投資は、
値動きを当てる投資ではありません。
数字で生活の安定を作る投資です。
100万円でも効果はあり、
1000万円で生活の一部が自動化されます。
そして時間とともに積み上げていける。
これがインカム投資の最大の強みです。