答え:金利低下局面では、中期米国債や債券ETFが価格上昇の恩恵を受けやすい。
世界経済は金利上昇の後、やがて利下げに向かうのが一般的な流れです。では金利が下がる局面では、どの資産が恩恵を受けるのでしょうか。
■ 利下げで最も恩恵を受ける資産
結論は明確です。
中期の米国債(7〜10年)
そして
債券ETF
が有力候補になります。
■ 金利低下と債券価格の関係
仕組みはシンプルです。
金利が下がる
→ 新しい債券の利息が低くなる
→ 既存の高利息債券が魅力的になる
→ 買いが増える
→ 価格が上昇
これが利下げ局面の基本です。
■ どれくらい上がるのか
一般的な目安として、
金利0.5%低下
→ 中期債 約3〜4%上昇
金利1%低下
→ 約7〜8%上昇
金利1.5%低下
→ 10%以上上昇することも
もちろん毎回同じではありませんが、
方向性は非常に明確です。
■ 株式との違い
株価は
・企業業績
・景気
・投資家心理
など多くの要因に影響されます。
債券は
金利という明確な数字に連動します。
値動きの理由が理解しやすい資産です。
■ 為替ヘッジ付きETFの活用
為替の影響を抑えたい場合、
為替ヘッジ付き米国債ETF
を使うことで、
・為替変動を抑制
・金利低下の恩恵を享受
という形が実現できます。
● この章の結論
利下げ局面では、
・既存債券の価値上昇
・中期米国債が有利
・債券ETFが有効
金利低下は、
債券が主役になる局面なのです。