米国債の利息はどのように支払われるのか?


答え:個別債券は半年ごと、ETFなら毎月または定期的に分配されます。


米国債の利息は「クーポン」と呼ばれる

米国債を保有すると、
株の配当のように利息収入が得られます。

この利息は
クーポン(coupon) と呼ばれます。

そして個別の米国債では、
このクーポンは通常

年2回(半年ごと)

支払われます。

つまり米国債は、
保有しているだけで
定期的に現金が入ってくる資産なのです。


しかしETFでは受取方法が変わる

ここで多くの人が疑問に思うのが、

「ETFの場合はどうなるのか?」

という点です。

米国債ETFは
1本の債券ではなく、
何百本もの債券をまとめて保有しています。

そのため、ETFの中では
毎月どこかの債券から利息が入っています。

その利息をまとめて投資家に分配するため、
ETFでは支払い頻度が変わります。


ETFは毎月または定期分配になる

米国債ETFでは一般的に

・毎月分配
・または定期分配

という形になります。

つまり、
個別債券よりも収入の頻度が高くなるのです。

これはインカム投資にとって
非常に大きなメリットです。


分配金はどこから来るのか

たとえば為替ヘッジ付き米国債ETFでは、
分配金は次の要素で構成されます。

・債券からの利息収入
・為替ヘッジ調整
・信託報酬を差し引いた残り

ETFはこれらをまとめて
投資家へ分配金として支払います。


現在のインカム水準

現在の金利環境では、
為替ヘッジ付き米国債ETFのインカムは

年2.5〜3.5%前後

が目安です。

ただしこれは固定ではなく、

・米国金利
・為替ヘッジコスト

によって変動します。

それでも、
銀行預金と比べれば
非常に高い水準です。


価格とは関係なく収入が入る

ここが最も重要なポイントです。

米国債ETFの魅力は、
価格の上下とは別に収入が入ることです。

価格が下がっていても
利息は支払われ続けます。

つまり、

資産価格と切り離された収入

を作ることができるのです。


● この節の結論

米国債の利息は
個別債券なら半年ごと、
ETFなら毎月または定期的に支払われます。

そしてその本質は、
価格に関係なく現金が入る仕組みを作れること。

これが米国債が
インカム投資の中核と呼ばれる理由です。

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