答え:過去10年以上、増配の実績が続いている。
インカム投資において、最も重要なポイントは「配当の将来性」です。
利回りが高くても、配当が減ってしまえば意味がありません。
本当に重要なのは、今の配当ではなく、将来の配当がどうなるかです。
ここで注目すべきなのが、HDVとVYMの「増配実績」です。
■ インカム投資の核心は「増配」にある
インカム投資は、単に配当を受け取る投資ではありません。
配当が年々増えていく投資です。
配当が増える
→ 受取額が増える
→ 再投資できる金額が増える
→ さらに配当が増える
この流れが続くことで、時間とともに収入が大きくなります。
これが「配当の複利」です。
■ HDVの配当の特徴
HDVは厳選型ETFであり、配当の安定性を重視しています。
特徴は次の通りです。
・配当利回りは年3〜4%台
・不況でも比較的安定
・減配リスクを抑えた構成
HDVは配当の伸びは緩やかですが、
景気が悪い時でも配当が崩れにくいという強みがあります。
つまりHDVは「守りながら配当を受け取るETF」です。
■ VYMの配当の特徴
VYMは分散型ETFであり、増配力に強みがあります。
特徴は次の通りです。
・長期で右肩上がりの配当
・経済成長の恩恵を受けやすい
・増配企業が多く含まれる
米国企業は利益が増えると配当を増やす文化があります。
そのためVYMの分配金は、長期で見るとゆっくりと増えてきました。
これは非常に重要なポイントです。
■ 配当は不況でもゼロにはなりにくい
株価は大きく上下します。
しかし企業の利益がゼロになることはほとんどありません。
過去を振り返ると、
・ITバブル崩壊
・リーマンショック
・コロナショック
これらの大きな危機でも、
配当は「減っても消えなかった」ことが分かります。
価格は大きく下がる
しかし配当は続く
これがインカム投資の強さです。
■ 預金にはない最大のメリット
銀行預金の利息は増えません。
金利が上がらなければ、収入は増えないままです。
しかし高配当ETFは違います。
企業が成長する
→ 利益が増える
→ 配当が増える
つまり収入が自然に成長する仕組みを持っています。
これは預金には存在しない大きな利点です。
■ 持ち続けるほど収入が増える仕組み
長期投資では次の変化が起きます。
10年後
→ 配当は1.3〜1.6倍
20年後
→ 配当は2倍以上
このように、時間が経つほど
受取額が大きくなっていく可能性があります。
これが長期インカム投資の魅力です。
● この節の結論
HDVとVYMはどちらも
長期の増配実績を持つETFです。
・HDV → 配当の安定性が強み
・VYM → 配当の成長力が強み
・長期保有で受取額が増える可能性が高い
・預金にはない「収入の成長」がある
つまり高配当ETFの本質は、
持ち続けるほど配当が増える仕組みにあります。