答え:利子・満期・途中売却の3つの方法があり、事前に使う順番を決めておくことが重要。
老後資産で最も大切なのは、
必要なときに、必要な額を使えることです。
米国債は「持つだけ」の資産ではありません。
計画的に現金化できる資産です。
■ 方法① 利子をその都度円に換える
米国債は半年ごとにクーポン(利子)が入ります。
この利子を、
・受取後すぐ円に両替
・必要分だけ換金
という方法が最もシンプルです。
元本を減らさずに生活費を補えます。
■ 方法② 満期償還で元本を使う
満期になると、
ドルで元本が戻ります。
これを円に換えれば、
・旅行費用
・医療費
・住宅修繕費
など、大きな支出に対応できます。
満期を「使うタイミング」に合わせる設計が理想です。
■ 方法③ 途中売却という選択肢
緊急時には途中売却も可能です。
ただし、
・金利上昇局面 → 価格下落
・金利低下局面 → 価格上昇
となるため、売却価格は変動します。
基本は満期保有、
売却は例外と考えるのが安全です。
■ 重要:使う順番を決めておく
安心して老後を過ごすには、
・生活費用資金
・中期債
・長期債
の順番をあらかじめ決めておくことです。
これにより、
焦って売る
→ 損失確定
を防げます。
■ 債券ラダーという考え方
例えば、
毎年満期が来るように債券を分けて購入すると、
毎年元本が戻る仕組みが作れます。
これをラダー戦略と呼びます。
非常に合理的な老後設計です。
● この章の結論
米国債の現金化は、
・利子を使う
・満期を使う
・必要なら売却する
の3段階。
事前に計画を立てておけば、
老後でも安心して使える資産になります。