答え:短期と中期を組み合わせることで、収入と安定性が同時に手に入る。
ドルMMFと米国債は、似ているようで役割がまったく異なります。
この違いを理解すると、なぜ両方が必要なのかがはっきり見えてきます。
まず役割を整理する
ドルMMFの本質は「短期資産」です。
一方、米国債は「中期の安定収入資産」です。
ドルMMF
→ 短期金利に連動
→ いつでも使える資金
→ 待機資金の置き場
米国債
→ 利回りが比較的安定
→ 定期的な利息収入
→ ポートフォリオの安定装置
つまり、時間軸が違います。
これが組み合わせる最大の理由です。
ドルMMFだけでは不安定
ドルMMFは魅力的な資産ですが、
最大の弱点は金利に強く依存することです。
金利が高いとき
→ 利回りも高い
金利が下がると
→ 利回りも下がる
つまり、収入が将来どうなるかは
政策金利に大きく左右されます。
短期資産だけでは、
長期の収入の安定は作れません。
米国債だけでは柔軟性が不足
逆に米国債だけでも不十分です。
米国債は安定していますが、
すぐに使う資金としてはやや重たい資産です。
・途中売却すると価格変動の影響を受ける
・短期の資金需要には向かない
つまり、
すぐ使える資金の役割が不足します。
組み合わせると何が起きるのか
ここで両者を組み合わせます。
ドルMMF
→ 短期の流動性と機動力
米国債
→ 中期の安定収入
この2つが合わさると、
「短期と中期の収入の柱」が完成します。
金利が下がっても米国債が支える。
市場が荒れてもドルMMFが支える。
こうして
毎年の現金収入が安定する構造が生まれます。
投資全体の土台が完成する
この組み合わせは、いわば投資の土台です。
株式が大きく動くときでも、
この土台があると生活は揺れません。
投資の安心感は、
資産の増減ではなく
収入の安定から生まれます。
● この節の結論
ドルMMFは短期。
米国債は中期。
この2つを組み合わせることで、
安定した現金収入の基盤が完成します。
そしてこの土台の上に、
高配当ETFという長期資産を加えることで、
「毎年3〜5%の現金収入」が現実になります。