答え:外貨資産の評価額と利息の円換算額が変わるが、為替ヘッジで大部分は管理できる。
ニュースで「1ドル=155円」と聞いても、それが自分の資産にどう影響するのかは意外と分かりにくいものです。為替の変動は、主に三つの形で資産に影響します。
■ ① 外貨資産の評価額が変わる
ドル資産を持っている場合、
円安
→ 円換算の資産額は増える
円高
→ 円換算の資産額は減る
外貨資産は為替によって評価額が上下します。
ただし、為替ヘッジを使えばこの影響は大きく抑えられます。
■ ② 利息や分配金の円換算が変わる
米国債やドルMMFの利息はドルで支払われます。
円安
→ 円に換えると増える
円高
→ 円に換えると減る
これも為替ヘッジで調整可能です。
■ ③ 市場全体への間接的影響
円安
→ 輸出企業に追い風
→ 株価上昇しやすい
円高
→ 株価の重しになりやすい
ただし短期資金では、この影響は深く考える必要はありません。
■ 本当に重要な2つのポイント
短期資金で見るべきは
・外貨資産の評価額
・外貨利息の円換算額
この二つです。
■ 為替は管理できるリスク
為替は恐れる対象ではなく、
管理できる要素です。
為替ヘッジを使えば、影響は大きくコントロールできます。
● この章の結論
為替は資産に
・評価額
・利息換算額
の2つで影響します。
しかし適切な方法を使えば、
為替は管理可能なリスクなのです。