答え:安全性は高いが、今の金利環境では「増やす力」は控えめ。
個人向け国債は「国が返済する」という安心感があり、日本で最も安全性の高い金融商品の一つです。元本割れの心配はほぼありません。
しかし今回は、3年後に使う予定のお金を守りながら増やすという視点で見ていきます。
変動10年型はどこまで有利か
変動10年型は市場金利に連動します。
最近の金利上昇により、利率は年0.7〜0.9%前後まで上がりました。
以前よりは改善しています。
ただし注意点があります。
・発行から1年間は換金不可
・途中換金で利息が差し引かれる
・利回りは依然1%未満
3年資金として見ると、
柔軟性に欠ける面があります。
固定3年型の現実
固定3年型は安心感があります。
現在の利率は
約0.4〜0.6%前後。
満期まで持てば確実に受け取れます。
しかし物価上昇率は約2%。
実質では資産価値は
ほぼ増えていません。
今の環境との比較
現在の米国短期金利は
約4〜5%。
この差は大きいと言えます。
個人向け国債
→ 守る資産
ドルMMF・米国債ETF
→ 守りながら増やす資産
役割が異なります。
結論
個人向け国債は
・安全性は極めて高い
・増え方はゆっくり
・インフレに弱い
今の金利環境では
**有利というより「無難」**な選択肢です。
3年後に使う資金を
守りながら増やしたいなら、
他の選択肢も視野に入れる価値があります。