答え:保障としては優秀だが、運用商品としては別物。
保険には「安全」という強いイメージがあります。
確かに、万一に備える保障としては非常に重要な存在です。
しかしこれを「資産運用」として見ると、違った側面が見えてきます。
■ 元本保証は“満期まで持った場合だけ”
多くの人が誤解しているポイントです。
保険は元本保証と思われがちですが、
実際は途中解約で元本割れが珍しくありません。
理由は解約控除。
契約初期は特に戻りが少なく、
数年間は解約返戻金が低く設定されています。
つまり
3年後に使う予定の資金には不向きです。
■ 見えにくいコスト構造
保険には複数のコストが含まれています。
・販売手数料
・運営費
・保障コスト
投資商品と違い、
最初から費用が差し引かれる仕組みです。
同じ資金を運用しても、
運用効率は低くなりやすいのが現実です。
■ 金利上昇の恩恵を受けにくい
貯蓄型保険の多くは固定金利。
契約後は利回りがほぼ固定されます。
つまり
・世の中の金利が上昇しても
・新しい高金利環境に乗り換えにくい
インフレ時代では
実質価値が伸びにくいという弱点になります。
■ 保険の本来の役割
ここが最も重要です。
保険は
運用商品ではなく保障商品
死亡・病気・介護などの
「リスク移転」が本来の役割です。
● この章の結論
保険は
・保障 → 非常に有用
・運用 → 効率は高くない
3年後に使う資金を
守りながら増やす目的では、
柔軟性・効率・インフレ耐性の面で不利
目的に応じた使い分けが重要です。