答え:利子・配当・分配金を目的にした投資です。
インカム投資とは何か?
投資と聞くと、多くの人は「値上がり益」を思い浮かべます。
安く買って高く売る。差額で利益を得る。
しかし、もう一つの投資の考え方があります。
それが インカム投資 です。
インカム投資とは、
資産が生み出す「現金収入」を目的とする投資です。
価格の上下ではなく、
定期的に入ってくるお金そのもの を重視します。
インカムの代表例は三つ
インカム投資の代表例は、次の三つです。
① 利子
米国債やドルMMFなどが代表的です。
これらはお金を貸す代わりに利子を受け取る仕組みです。
現在の水準では、年3〜4%前後の利回りが期待できる場合があります。
価格が多少変動しても、
利払いは仕組みによって定期的に行われます。
② 配当金
高配当ETF(VYM・HDVなど)は、
企業が利益の一部を株主に配当として支払います。
利回りはおおよそ年3〜4%台が目安です。
企業が利益を出し続ければ、
配当は継続されます。
さらに重要なのは、
優良企業には「増配」という特徴があることです。
つまり、年々配当が増えていく可能性があります。
③ 分配金
債券ETFなどは、
保有する債券から得られる利子を分配金として支払います。
年3〜5%前後の水準になることもあります。
これも価格とは別に、
定期的に現金が入る仕組みです。
共通点は「価格と無関係な現金収入」
これら三つの共通点は何でしょうか。
それは、
価格がどう動いても、定期的に現金が入ること です。
株価が下がっても
市場が荒れても
ニュースが騒がしくても
インカムは淡々と支払われます。
ここがキャピタルゲイン(値上がり益)投資との決定的な違いです。
なぜインカム投資が安定を生むのか?
価格を追いかける投資は、
常に市場の動きに心を揺らされます。
しかしインカム投資は、
「いくら入るか」に焦点を当てます。
価格が下がっても、
受け取る金額が変わらなければ、
生活への影響は限定的です。
特に高配当株の増配は、
長期で受取額を増やす可能性があります。
つまり、
時間とともに現金の流れが太くなる構造を持つのです。
● この節の結論
インカム投資とは、
利子・配当・分配金を目的にした投資です。
価格ではなく、
現金の流れを作ること を重視します。
市場がどう動いても、
定期的にお金が入る仕組みを持つ。
それがインカム投資の本質です。